セプテーニ、検索エンジン・SNS・生成AIでのブランド露出状況を統合的に可視化する「デジタル棚取りスコア」を開発し、デジタルマーケティングの最適化を図る
~複雑な情報収集行動を捉えながら、戦略設計から実行までを支援し、「CV-MAX」を目指す~
株式会社セプテーニ・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:神埜 雄一、証券コード:4293)の連結子会社である株式会社セプテーニ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:清水 雄介、以下「セプテーニ」)は、独自の統合マーケティング構想「MXONE」において、検索エンジン・SNS・生成AIでのブランド露出状況を統合的に可視化する「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」を開発いたしました。
独自のスコアリングをもとに、検索エンジンやSNS、生成AIなどを複雑に使い分けながら情報収集を行う生活者の行動特性に合わせ、各プラットフォームにおける統合的な施策設計から実行までを一気通貫で支援することで、「CV-MAX(コンバージョン最大化)」を目指します。
【多様化する情報探索行動】「デジタル棚取り」の重要性
近年、生活者の情報探索行動は、Googleが「情報ドリフティング(※)」と呼称するように、検索エンジンにとどまらず、SNSや生成AIなどを使い分けるなど、急激に多様化・複雑化しています。このような状況において、情報収集段階の生活者との接点を確保し、選ばれるブランドになるためには、生活者の行動特性を捉え、各プラットフォームでの検索結果やおすすめフィードにおいて、自社ブランドが最適な形で表示される状況を創り出すこと、すなわち、デジタル上での「棚取り」を効果的に行うことが重要となります。
しかし、これまで情報収集のために活用されるプラットフォームごとに特化したツールや実行体制は整備されてきたものの、自社ブランドの露出状況(=棚取り状況)を全体的に把握しづらいのが現状です。その結果、企業は各施策を統合的に評価できず、優先的に改善すべき「棚」や、適切な投資配分の判断が難しい状況に陥っています。
私たちは、このような「情報探索行動に対する各プラットフォームでの施策ごとの分断」が、デジタルマーケティングの全体最適化を阻む1つのボトルネックとなっていると考えています。
【ブランド露出状況を統合的に可視化】独自ロジックで施策全体の最適化を図る「デジタル棚取りスコア」
このような課題に対し、セプテーニはこの度、「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」を開発いたしました。検索エンジンやSNS、生成AIなどでのブランド露出状況を統合的に可視化し、業種ごとに異なる情報探索行動の傾向に合わせて重み付けを行うことで、「情報探索行動に対する各プラットフォームの施策ごとの分断」をつなぎ、「CV-MAX」を図ります。
本スコアは、「デジタル棚取り」の概念を定量化した指標で、各プラットフォームで取得可能なデータや掲載面露出状況、それぞれのアルゴリズムに関する深い理解に基づいた独自のロジックによって算出されます。これにより、情報収集を行う生活者の行動特性を加味したうえで、各検索結果画面やおすすめフィードにおいて、自社ブランドが生活者の目に留まりやすい形で表示されているかを総合的に評価することが可能となります。
そして、スコアから得られた示唆と、セプテーニが持つデジタルマーケティングに関する知見をもとに、露出状況に課題のあるプラットフォーム、すなわちデジタル上の「棚」を特定し、効果的な「デジタル棚取り」に向けて、統合的な施策の戦略設計から実行までを一貫してサポートいたします。
セプテーニでは、「デジタル棚取りソリューション」によって「情報探索行動に対する各プラットフォームの施策ごとの分断」をつなぎ、「MXONE」構想で描く「真の統合マーケティング」を推進することで、企業のマーケティング活動における「CV-MAX」の実現を目指します。
※情報ドリフティング
https://business.google.com/jp/think/consumer-insights/consumer-research2025/
【「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」について】
「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」は、「デジタル棚取り」というコンセプトに基づき、複雑化する生活者とのデジタル接点(検索エンジン、SNS、生成AIなど)における自社ブランド/サービスの露出状況を可視化・スコアリングし、統合的な戦略設計と実行を支援する指標です。
■「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」の特長
1.検索エンジン・SNS・生成AIにおける統合的なブランド露出状況の可視化とスコアリング:
特化型ツールでは難しい、検索エンジン、SNS、生成AIといったデジタル接点について、自社ブランドの露出状況を統合的に分析し、生活者の情報探索行動傾向に合わせた重み付けを行ったうえで、独自の「デジタル棚取りスコア(Digital Availability Index)」として定量的に可視化します。
2.各プラットフォームのデータとアルゴリズム理解に基づく独自ロジック:
プラットフォームごとの取得可能なデータや掲載面露出状況と、プラットフォームアルゴリズムの深い理解に基づく独自ロジックを開発。
【「MXONE」について】
「MXONE」では、マーケティングに横たわるあらゆる「分断」をつなぎ、「CV-MAX」と「LTV-MAX(顧客生涯価値最大化)」の実現を目指します。マーケティング戦略の策定から顧客獲得・育成までの各フェーズにおいて、実現性と実行力を有する様々なソリューションを展開し、人とAIの共創による独自のアプローチで顧客企業の持続的な事業成長を支援いたします。名称には、マーケティング成果の最大化(Maximize)と、分断されたものをひとつにする(One)という意志が込められています。
「デジタル棚取りソリューション」は、セプテーニが提唱する統合マーケティング構想「MXONE」の実行フェーズにおける「MXONE MIDDLE」コンポーネントで展開するソリューションです。「MXONE MIDDLE」では、情報収集段階の生活者へのアプローチを最適化し、CV-MAXを目指します。
「MXONE」については下記サービスサイトよりご覧ください。
https://mxone-ai.com/
【本件に関するお問い合わせ】
Septeni Japan株式会社 MXONE担当
E-mail:mxone_sales@septeni.co.jp
【報道に関するお問い合わせ】
株式会社セプテーニ・ホールディングス CEOオフィス 広報部 広報課 小船戸 小嶋
E-mail:koho@septeni-holdings.co.jp
■株式会社セプテーニの会社概要
主な事業内容 デジタルマーケティング支援事業
本社所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー28F
代表者 代表取締役社長 清水 雄介
会社URL https://www.septeni.co.jp/
■株式会社セプテーニ・ホールディングスの会社概要
主な事業内容 インターネット事業を中心に事業展開する企業グループを統括する持株会社
本社所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー30F
代表者 代表取締役 神埜 雄一
会社URL https://www.septeni-holdings.co.jp/