セプテーニ、国内電通グループ(dentsu Japan)として、Googleが提供するMMMプロダクト「Meridian」のAPACパートナーに認定※1
株式会社セプテーニ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:清水 雄介、以下「セプテーニ」)は、Googleが提供するMarketing Mix Modeling(以下、MMM)プロダクト「Meridian」 におけるAPACパートナーに、国内電通グループ(dentsu Japan)所属企業の1社として認定(※1)されました。
昨今、世界的にプライバシー環境が変化していく中で、MMMは、Cookieや個人レベルのデータを使用せずにマーケティング施策の効果測定ができる分析手法として注目を集めています。MMMを活用し、様々な施策が事業成果に与える影響を、メディアを横断して統計的に分析することで、最適な予算配分やメディア全体の効果向上を図ることが可能になります。
Googleが提供する「Meridian」は、このMMMを実行するためのオープンソースフレームワークです。
セプテーニではこれまで、メディアごとの最適予算配分やマーケティング施策の介入効果を算出する独自ソリューション「XYhai(サイハイ)」(※2)において、MMMやエリアテスト等の因果推論の手法を活用してまいりました。2024年12月には、Googleとの共同研究に基づいて新たに開発した、DML(Double/Debiased Machine Learning)を用いた新スキームをXYhaiに導入し、広告主のマーケティングにおける意思決定をフルファネルで支援してまいりました。
そしてこの度セプテーニは、これらのデータ活用ソリューションを用いた豊富なマーケティング支援実績や、高度なMMM分析を実行できる専門性、そしてGoogleとの連携実績が評価され、国内電通グループ(dentsu Japan)の一員としてAPACパートナーに認定されました。また、XYhaiに携わる全アナリスト社員が認定アナリスト資格を取得いたしました。
この度のAPACパートナー認定により、セプテーニにはYouTubeのリーチ&フリークエンシーデータや、1カ月間の検索回数を示すGoogle検索ボリュームデータが提供されます。これらのデータを活用することで、リーチやフリークエンシーを最適化することが可能となります。また、構造的因果モデルを組み込むことで、検索広告等の購入意欲の高い顧客にリーチできるチャネルの効果の分析精度も向上します。これにより、XYhaiにおいて提供する分析フレームワークの1つとしてMeridianを活用しながら、より精度の高い戦略を立案・実行し、広告主のデータドリブンな意思決定をサポートすることが可能です。
セプテーニでは今後も、電通グループ各社と連携しながら、「Meridian」をはじめ、「人」×「テクノロジー」を活かした質の高いマーケティング手法を通じて、企業のマーケティング活動における課題解決を図ってまいります。
※1 認定は、株式会社電通デジタルを契約主体とした「国内電通グループ(dentsu Japan)」として認定
※2 MMMや因果推論等の統計的手法を用いて、メディアごとの最適予算配分や、施策介入効果を算出し、広告主のマーケティングにおける意思決定を横断的に支援するソリューション。 MMMを用いてマーケティング効果の最大化が見込めるメディアごとの最適予算配分を算出し、個別のマーケティング施策に対しては因果推論の手法を用いることで、恣意的なものでない、数値に基づいた施策介入効果を算出することが可能。
【本件に関するお問合せ】
Septeni Japan株式会社 ソリューションテクノロジー領域データソリューション部
E-mail:xyhai@septeni.co.jp
【報道に関するお問合せ】
株式会社セプテーニ・ホールディングス CEOオフィス 広報部 広報課 大沼 小嶋
E-mail:koho@septeni-holdings.co.jp
■株式会社セプテーニの会社概要
主な事業内容 デジタルマーケティング支援事業
本社所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー28F
代表者 代表取締役社長 清水 雄介
会社URL https://www.septeni.co.jp/