
アントレプレナーシップの民主化
セプテーニグループはミッションに「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」を掲げています。
アントレプレナーシップという言葉は一般的には「起業家精神」と訳されますが、当社では一般的な意味に加えて、ひとりひとりに言葉の解釈が委ねられているのが特徴的です。社内でよく語られる解釈の一つに「コントロール可能な資源を超越して機会を追求すること」というものがあります。このような資質と姿勢を持つ人材こそ、ビジョンの冒頭に掲げる「新しい時代をつくる人」であり、当社グループの強みの源泉となっています。
だからこそ当社グループにおけるアントレプレナーシップは、限られた経営者やリーダーのみが発揮するものではありません。ひとりひとりがそれぞれの形のアントレプレナーシップを見出して日々実践するとともに、その多様性を認め合えている状態、すなわち「アントレプレナーシップの民主化」された姿が私たちの理想です。
「アントレプレナーシップの民主化」を通じて、新しい時代をつくる人が育つ場となること、そして世界を元気にすることを目指し「つよく、やさしく、おもしろく。」様々な取り組みを推進しています。
アントレプレナーシップを発揮しやすい環境づくり
2024年まではマテリアリティのKPIとして「アントレプレナーシップを育むイベントに積極的に参加した人数」を掲げてきましたが、2025年にこのKPIを「アントレプレナーシップを発揮しやすい環境づくり」に変更しました。
この背景には、会社が提供するイベントや取り組みへの参加だけでなく、ひとりひとりがアントレプレナーシップを発揮し、大小を問わず様々なチャレンジを仕掛けられるような環境をつくることで「アントレプレナーシップの民主化」を目指していきたいという思いがあります。
2025年度においては、人事評価における360°サーベイの評価項目を見直し、アントレプレナーシップの発揮を評価項目に追加しました。今後はこのスコアをトラッキングし、人的資本価値のさらなる向上施策に繋げます。
新規事業コンテスト gen-ten
2012年より毎年開催している、セプテーニグループ社員を対象とした社内新規事業プランコンテスト。入社年次や所属部署に制限はなく、グループ社員であれば誰でも、何度でも挑戦することができます。
2025年度は「Alliance / アライアンス」をテーマに掲げ、グループ各社や電通グループの資産を最大限に活用した新規事業・サービスのほか、当社事業と親和性のある外部企業とのコラボレーションアイデアを広く募集しました。
事業責任者としての情熱にあふれ、事業プランが高く評価された社員は、新規事業の開発・育成を担うインキュベーション専門の子会社や、事業シナジーの高いグループ各社での事業の実現が支援されます。
ダイバーシティ月間
DEIに関連した複数のイベントを1か月に渡って実施する社内イベント月間。
「ダイバーシティになぜ取り組むのか」の自分なりの解釈や考えを持ち帰り「ひとりひとりの強みが発揮される働き方を実現する」当事者であることに気づいてもらうことを目的に開催しています。
理念にふれるイベント
企業理念への理解や共感を深め、自身や仲間の理念にも向き合うことを目的とした様々なイベントを定期的に実施しています。 それぞれの理念のつながりを認識することは、自身のアントレプレナーシップを自覚する機会となり、セプテーニグループにおける当事者意識向上にも寄与しています。
オーナーシップの醸成
持株会入会者数
セプテーニグループでは、企業価値の向上に向けて、従業員がオーナーシップを持ち、事業活動にコミットする環境づくりに取り組んでいます。
オーナーシップの醸成を図る取り組みの一つとして、従業員持株会制度を導入しています。
2023年4月に人的資本投資の強化を目的として、従業員持株会における奨励金付与率の引き上げ(10%→20%)が行われ、持株会入会者数は大きく上昇しました。
2025年度においては、新卒社員をメインターゲットとした、当制度の網羅的説明を行うウェビナーや、より幅広い従業員の金融リテラシー向上に向けたウェビナーを実施しました。
今後も、従業員ひとりひとりのオーナーシップ意識を醸成し、企業価値向上への一体感を高めることを目指します。

創業者からグループ役職員への株式譲渡
2025年1月に創業者の七村氏から役職員一人当たり700株の当社株式無償譲渡について発表がありました。この株式譲渡は、当社役職員の資産形成の支援に加え、セプテーニグループの強みの源泉である、ひとりひとりのアントレプレナーシップ発揮を力強く後押ししたいという創業者の意思のもと、行われたものです。
当社グループは今後も、七村氏が掲げた創業のDNAである社是「ひねらんかい」精神を持って、ミッションの実現に向けて歩みを進めていきます。