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中期経営方針

中期経営方針

当社は、2019年10月に中期経営方針における新たな中期テーマとして「ドメインの拡張」を掲げております。2020年9月期以降において、この中期テーマ「ドメインの拡張」を軸に、当社グループの中核事業に隣接する領域およびこれまでのノウハウが生きる飛び地の新領域に向けて、ビジネスの対象を広げていきます。

ドメインの拡張

当社グループの中期経営方針では、予測が困難な現代においても、環境変化に強く、即応できる経営を行っていくべく、単年ごとに見直しを実施する「ローリング方式」を採用しています。

2023年12月期以降の各セグメント、および経営基盤の強化に向けた方針は、それぞれ下記の通りです。
グループの業容や組織が拡大する中で、理念体系の改編や人事システムのアップデートなど経営基盤の強化を進めながら、各セグメントの方針とともに、長期的な事業成長への実効性を高め、企業価値・株主価値の向上を目指してまいります。

2022年11月公表時点の定量目標として、3年後の2025年12月期に収益500億円、Non-GAAP営業利益90億円を掲げております。既存事業の拡張ならびに新たな事業セグメントへの拡張を進めながら、収益拡大による増益での成長を目指してまいります。

デジタルマーケティング事業

デジタル広告領域においては、電通グループとの協業深化によるオンライン・オフライン統合サービスを拡大させていくことにより、市場シェアの拡大、ならびに業界全体のDXを推進してまいります。また、データ・ソリューション領域への拡張を目指し、AIプロダクト、データ・ソリューションサービスの展開強化を軸に、顧客企業のDX推進を支援してまいります。

メディアプラットフォーム事業

メディアプラットフォーム事業においては、IPプラットフォーム事業※のさらなる成長加速を目指してまいります。
これまでIPプラットフォーム事業が生み出してきた、300以上におよぶ自社IPの価値向上とマネタイズの加速に注力してまいります。 また、昨今、成長著しいWebtoon市場への進出を目指し、Webtoonの制作体制強化を進めてまいります。
※FY2023より「マンガコンテンツ事業」を「IPプラットフォーム事業」に改称しています。

新たな事業セグメントへの拡張

当社は、既存産業におけるDXの進展により、新たな成長・潜在市場が生まれると想定し、エンターテインメント、スポーツなどのDXによって産業のあり方が再定義される市場へのフォーカスと各領域での事業開発を進めてまいります。

また、これまで当社で約20年間にわたって取り組んできた人事領域におけるAI活用によって蓄積されたデータとAIマッチング技術を「グループ知財」と定義し、人材育成の個別最適化を実現するAIマッチングシステム「HaKaSe」の外販を軸とした、HRテクノロジー事業を立ち上げています。

経営基盤の強化

当社では、経営基盤の強化を目的として、2022年10月にグループ理念体系の改定を行いました。

ミッションおよび社是は、グループがこれからも変わらず目指すこと、受け継いできた精神として据え置きつつ、
ミッションの実現に向け私たちが中長期で目指す姿や果たしたい社会への貢献を示した新しいビジョンを策定しました。

また、ミッション、ビジョンの実現を目指す中で、グループ全体で大切にする価値観として、
行動規範「Septeni Way」から新たにバリューとして「つよく、やさしく、おもしろく。」を定めました。

さらに、人的資本価値の向上を目指し、2023年4月より給与水準の引き上げをはじめとした人的投資の強化、および人事システムのアップデートを実施いたします。
人的資本への積極的な投資を通じて、顧客への提供価値、ならびに長期的な事業成長への実効性を高めることで、企業価値・株主価値の向上を目指してまいります。