HR DEVELOPMENT CONCEPT人材育成の考え方

人材育成の取り組み

セプテーニGrの人材育成の取り組みは、社員一人ひとりのパフォーマンスを最大化することを目的とし、約5年前から研究活動を行っています。その中で人材育成の概念を、「人を育てる」ではなく「人は職場で良質な経験を重ねることで“育つ”」ものであり、それを科学的に測定・評価する取り組みであると定義しています。
2014年度からは、その取り組みにより得た技術を採用活動にも応用を開始しています。
2016年には、「人的資産研究所」という社内組織を発足し、多くの方々にその取り組みを公表しています。

<社外からの評価>

・第1回 HRテクノロジー大賞 ラーニング部門 優秀賞
・第4回 HRチャレンジ大賞 奨励賞
・KAIKA Awards 2015 特選紹介事例
・グッドアクション2016 受賞

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人材育成の基本概念

セプテーニグループ(以下セプテーニGr)の人材育成は、「育成方程式」という概念に基づいています。個々人が生まれ持った個性と、その人を取り巻く環境が相互作用することで、成長に影響を及ぼすという法則性を表した考え方です。職場にある環境(E)をチーム(T)および仕事(W)と定義し、その2つの要素と本人の個性(P)との相性が高いほど、大きな成長(G)につながる可能性が高くなると考えています。

「成長」の測定について

成長の測定においては、セプテーニGr独自運用のアセスメントを活用しています。そこから得られるスコアには、直接的に業績に反映されない裏での献身的な働きや、周囲との関係性など、個人業績だけでは測れない評判もスコアに加味されるため、活躍度の定量化された情報として適していると判断されています。 さらに、この評価手法は、安定したスコアになっていること(表1)、正規分布をしていること(図1)により、統計解析に用いる情報として適したものになっています。

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「個性」と「環境」の相性について

個性と環境の相性に関しては、組織の最適化を支援する会社である「株式会社ヒューマンロジック研究所」の協力を得て、FFS(Five Factors & Stress)理論で明らかになっている関係性のアルゴリズムと、セプテーニGr内の過去傾向より抽出した独自のアルゴリズムを掛け合わせることで、育成方程式の計算方法を導き出しています。
ここで活用している「個性」のアセスメントはFFS診断結果に基づき、一人ひとりの思考行動特性が5つの因子(凝縮性、受容性、弁別性、拡散性、保全性)の強弱やバランスで表現されます。
各因子のスコアは0〜20まで21段階あるため、約408万通り(21の5乗)の個性が存在します。
それを、「攻め」「守り」(拡散性と保全性のバランス)と、「理論型」「直感型」(弁別性と他の因子のバランス)の二軸で分け、4タイプの個性に分類します。4タイプそれぞれが異なった思考行動特性を持っており、その特性を活かした環境(チーム+仕事)に配置をすることでパフォーマンスの向上を図っています。

個性を分類することにより、職種やワークスタイルといった「仕事」との適性や、組織内の人材全員との「チーム」との適性の定量化が可能になります。以下は、個性とワークスタイルの相性事例(表2)と、チームとの適性の定量化事例(図2)です。当社の人材育成の最大の特徴は環境との「相性」が「定量化」されている点にあります。

表2)個性とワークスタイルの相性事例

図2)チームとの適性の定量化

→ 数値が高いほど適性が高い

※表2
:人的資産研究所研究レポート「『個性』と『ワーク』の相性に関する調査」より引用
※図2
:「人事データマネジメントおよび統計技術を活用した『科学採用』キャリア編」より引用
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INNOVATION ON RECRUITING採用活動への応用

採用活動への理論展開

前述の通り、セプテーニGrでは独自の人材育成方程式をベースに、相性の定量化に取り組んできました。この理論を採用活動にも展開するため、2009年より蓄積した約6000名のデータを用いて、活躍予測モデルを設計し、活躍度の予測を行っています。よって採用活動においては、活躍度を予測するための応募者の「個性」、「取り巻く環境」、「行動」を中心とした情報を取得します。具体的には、性格診断テストやエントリー時のアンケート、これまでの経歴、選考プロセスでの評価など、約100項目を使用します。

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活躍予測モデルについて

活躍予測モデルの構築には機械学習を利用し、ベイズ統計、ロジスティック回帰分析などの統計手法を用いています。
セプテーニGr独自運用のアセスメントによるスコアを「活躍度」として目的変数に設定し、どの因子が活躍度に大きく影響しているのかを分析しています。そこから、大きく影響を与える因子を抽出し、活躍度を予測する方程式を導き出しています。 これにより、応募者の入社後の活躍度を予測することができます。

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選考プロセスの設計

前述の通り、セプテーニGrの採用選考は、自社独自の基準に基づいてアセスメントを行うため、一般的な採用で必要とされている志望動機や自己PRの準備、就活対策等は必要ありません。データを参考に判断することで合理的な採用活動を行い、応募者の皆さんの過度な負担を軽減できればと考えています。

  当社の採用 一般的採用
【KPI】 活躍 人材の確保
【測定対象】 組織との相性 個の能力
【測定手法】 統計的/客観的 臨床的/主観的
【採用判断に使用する情報】 個性、環境、行動 志望動機等
  【KPI】 【測定対象】 【測定手法】 【採用判断に使用する情報】
当社の採用 活躍 組織との相性 統計的/客観的 個性、環境、行動
一般的採用 人材の確保 個の能力 臨床的/主観的 志望動機等

まずマイページにエントリーして頂く段階で、経歴、過去の経験・行動履歴情報、所属コミュニティに関する情報を入力して頂きます。
その後、複数回のグループワークでの選考になります。ここでは人事の目による行動確認と、学生の皆さん同士による他者評価(360°評価)にて行動情報を取得し、事前に行った活躍予測モデルを更新していきます。
そして役員面接、人事面接ではインタビューを通じて、個性の理解と過去の環境・行動の確認を行います。
グループワークや面接における、人の目による評価もその判断のみを独立した基準とするのでなく、活躍予測モデルの判定を更新する一つの因子と捉え、常にデータを参考にしながら判断をしています。

選考プロセス

※下記、プロセスについては、年度・対象者に応じて変更する可能性があります。

セプテーニグループは、
ひとりひとりのパフォーマンスを最大化し、
より良いキャリアを築くためのサポートを行っています。

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